『虹の楽園』 (ジョー・サンプル)
1978年
『ダンシング・オン・ザ・ウォーター』 (ボブ・ジェームス)
2001年
『エンジェルズ・オブ・シャンハイ』 (ボブ・ジェームス)
2006年
ソニー・ロリンズさん死去、95歳 モダンジャズ「最後の巨匠」
[25日 ロイター] - 「ジャズの巨人」と呼ばれた米サックス奏者のソニー・ロリンズさんが25日に死去した。95歳だった。モダンジャズ全盛期に活躍した演奏家のうち、存命する最後の巨匠だった。
広報担当者によると、ニューヨーク州ウッドストックの自宅で息を引き取ったという。
1956年に発表した代表作「サキソフォン・コロッサス」は、カリプソ調の「セント・トーマス」などが収録されている。
ニューヨーク市のハーレムで音楽に囲まれて育った。サックス奏者チャーリー・パーカーに影響を受け、ピアニストのセロニアス・モンクに師事。50年代後半にはアート・ブレイキー、バド・パウエル、マイルス・デイビスといったジャズ界の重鎮らと共演した。
ただ、「サキソフォン・コロッサス」のヒット後も自身の演奏には疑念を抱き続け、59年にはニューヨークにあるウィリアムズバーグ橋の上で演奏を始めた。2年余りにわたる橋上での練習は1日14─15時間に及んだという。
その成果として62年に発表したアルバム「橋」は、ソロと即興演奏を新たな次元に引き上げたとされ、当時のジャズ・ジャーナル誌の批評は、「楽曲の旋律から取り出した特定のフレーズから、最後の最後まで意味を引き出している」と評した。
リーダー作として発表したアルバムは60枚を超え、グラミー賞を2度獲得したほか、グラミー生涯功労賞も受賞。呼吸器系疾患で演奏ができなくなり、2014年に引退した。
ロリンズさんは11年、パーカー、モンク、ジョン・コルトレーンがけん引したジャズ時代について「私は最後の1人。だが、ある意味そうではない。私がいなくなっても、私の音楽はここに残るからだ」と米PBSに語っていた。


